ミュージックアーティスト科(音楽・ミュージック 専門学校)

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Jaco Pastorius

2005年07月20日 Jaco Pastorius

梅雨もようやくあけました。暑い夏がきましたね。
さて、本日の御題はMy favorite Bass player 「Jaco Pastorius」(ジャコ・パストリアス)についてです。
多数のプロべーシストに多大なる影響を与え、またベースという楽器の新しい可能性を打ち出した革新的なベースプレイヤーです。
本名、ジョン・フランシス・パストリアス3世、1951年生まれ1987年没。
有名なところではWeather Reportのべーシストだったことですが、他にもジョニ・ミッチェルやパット・メセニーなどとのセッションも有名で数々の名演奏を残しています。
何がすごいかって、それまで誰もやっていなかったフレットレスベースを使っての人口ハーモニクスやジャズ・サックスプレイヤーのチャーリー・パーカーのビ・バップフレーズを取り入れたり、ディストーションをかけたベースサウンドでジミ・ヘンドリックスのソロを弾き、寸分の狂いもないR&B,FUNKのグルーブをいとも簡単そうに弾きこなしおまけに、ダンスもしちゃうというパフォーマンス性、どれをとっても完璧でした。
Weather Reportのコンサートに来た人はジャズ、R&B、FUNK、ROCKといった多ジャンルを体験して帰ったわけです。
とにかく彼について書くとものすごい量になってしまいますが、世界のトッププレイヤーだったことは確かです。彼が出たあとたくさんのジャコ・クローンが出てきました。皆彼のプレイを真似たのですね。またトップになった者にしか分からないプレッシャーもあったのだと思います。その晩年は悲惨でした。
ドラッグとアルコールで身を滅ぼし、N・Yでホームレス状態。最期はフロリダの深夜営業のクラブの用心棒に殴られ1週間の昏睡状態の後、世界でトップのベースプレイヤーは天に召されました。
ジョン・レノンやジミ・ヘンドリクスもそうですが一流のアーティストが今生きてたらどんな音楽を創るのだろう、とよく考えます。逆に彼らはやるべきことを全てやり尽くしたのかとも考えます。彼らの創った音楽を僕らは超えようと努力すべきなのかも知れませんね。
ジャコ・パストリアス、My favorite bass player です。
 
 

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