ミュージックアーティスト科(音楽・ミュージック 専門学校)

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作曲の環境について

2005年10月18日 作曲の環境について

最近雨ばかりで嫌になりますね!雨でも晴れでも
音楽は基本的に室内で作りますので天気の影響を
受けないのがいい所です。(^^)
さて、うちの学校では作曲の環境は
steinberg Cubaseというソフトを使っています。
最新のバージョンはSX3といいます。
このCubase、作曲をするにはとても優れものなんですよ。

まず、通常作曲をする際はメロディーを書きますが、
現代的な楽曲というのは「音色」というものも
重要なファクターになりますので、場合によっては
曲を作るために何の音色を使うか?っていうことを
先に決めないとメロディーが書きにくくなることも
実際問題あります。特にシンセ、ドラム、ベースの
音色は楽曲のイメージに重要な影響を与えますから
この音色決めは慎重に行わなければなりません。

要はアレンジと作曲を同時に行っているようなものなのです。
作曲家によっては、アレンジを先に暫定的に作ってから
メロディーを作っていくという人もいるくらいです。
(ちなみに僕はメロディーを先に作ります)

そこで、このCubaseがどれだけ曲作りに楽かというとですね、
Cubaseはシーケンサーと呼ばれる機能(簡単に言うと
楽曲を打ち込みで作る機能)に加えて、シンセの機能も
プラグインというソフトを追加購入でインストールする
ことによって、パソコン自体がシンセになってしまうのです。
もはや楽器を購入しなくても、パソコン自体がオーケストラ
になったり、ドラムセットになったりしてしまうのです。
これがかなり便利なんですよ。今までのようにシンセを別途
購入して・・・みたいな感じだとパソコンの設定の他に
シンセの設定もいじったりしないと音色が決められないので
非常にめんどくさい手順を踏まないとアレンジが出来ません。
しかし、パソコン自体がシンセになってしまう場合は
シーケンサーで打ち込みをやりながら、同時に音色まで
決められてしまうので、とても楽なんです。これを通称
「ソフトシンセ」と呼んでいますが、これは次世代の音楽製作
において肝になる部分です。

さらに、Cubaseはギターやベースを生録音したいという場合
にも、楽器をコンピューターに接続していきなり生演奏を
することが出来ます。え?アンプは??心配は無用です。
もはやアンプさえもパソコンの中に内臓可能な時代です。
Cubaseの追加プラグインでアンプの機能も果たすことが出来ます。
僕も来月リリースする新曲のギターはこのプラグインと呼ばれるソフトを
アンプとして使って弾いています。プロの耳で聞いても本当に使える音
が出ますよ。

シーケンサー、シンセ、録音、アンプ、エフェクター等を
全て統括して一つのソフトで出来ちゃうというのが
Cubaseなのです。一度学校に遊びに来て実際に触ってみてください!
使い方教えちゃいますよ!

 

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