<番外編>超絶フレーズとスポーツの関係
2006年02月20日 <番外編>超絶フレーズとスポーツの関係
S.H先生が2回に渡りスポーツの話をしていたので、
今週はちょっと番外編の話です。決してネタ切れと
言う訳ではありませんので(笑)
僕は休日にスポーツを観戦するのが好きなのですが、
基本は格闘技観戦が好きです。しかし、音楽に関連する、
という意味で見ているのがフィギュアスケートです。
フィギュアはテレビだけでなく試合会場にも足を運んで
見に行きます。かなり面白いです。
フィギュアのどんなところが好きなのか?と言うと、
”世界のトップクラス、金メダルを取る選手の演技で
あっても、ミスった時に素人の僕でも判る”というところが
とても勉強になるのです。これは音楽では有りえない事です。
音楽の演奏において世界のトップレベルの演奏家が
本番で仮にミスを出したとしても、それを一般の音楽を
専門的に知らない方がそのミスを判別するのはかなり
難しいことです。しかし、フィギュアにおいては、ミスは
「明らかなミス」として観客に伝わる・・・これはかなり
やっている方にとってはプレッシャーになると思うんですよ。
ライブの演奏において、超絶的なフレーズを弾かないと
いけないこともありますがそういう時というのはなかなか
プレッシャーがかかります。リハーサルでは上手く弾けても
本番で失敗してしまうことだって無いとは言えません。
失敗しないためには練習もさることながら精神的にタフで
なければなりません。その精神を学ぶにはフィギュアスケート
は最適なのです。三回転を連続してジャンプする・・・
これはギターではスウィープピッキングを決めた後に
タッピングのフレーズに移行して32分音符を決めるのと
同じようなものです。練習に練習を重ねて無心で弾けるまで
練習をやりぬくしかないんだと思います。フィギュア選手の
皆さんオリンピックがんばって下さい!!
n-27799347 at 17:33 | この記事のURL | |