学校施設紹介!第1回 SCR教室
2008年06月17日 学校施設紹介!第1回 SCR教室
今回のブログでは、ミュージックアーティスト科が使用している教室を紹介します。第1回目は、SCR教室です。
SCRとは、Sound Create Room(サウンド・クリエイト・ルーム)の頭文字をとった呼び名で、その名の通り、サウンド(音楽)をクリエイト(創造)するための機材が設置されている教室です。コンピュータ、MIDIキーボード、音源などのDTMによる音楽環境が整っています。DTMとは、Desk Top Music(デスクトップ・ミュージック)の略で、机上で音楽製作をすることをいいます。ふつう音楽製作は、楽器を演奏したり録音したりすることは、ステージやスタジオで行うものだから大掛かりなものになりますが、このDTMの登場により、机の上にコンピュータと鍵盤、音源を置き、入力や編集の作業で音楽製作が可能になりました。楽器が弾けなくても、コンピュータに入力し自動演奏させることで、バンドサウンドからオーケストラまで様々な楽曲製作ができます。もちろん生演奏、生録音には敵いませんが、バンドメンバーやオーケストラ演奏家を呼ばなくても大体のイメージをみることができます。主に作曲・編曲コースの学生がこの教室を使用しています。その他、ヴォーカルコース、プレイヤーコースの学生も使用できます。ヴォーカルコースは、自分の歌う楽曲の簡単な伴奏を入力したり、プレイヤーコースは、バンドで演奏する楽曲を、様々なアレンジでパターンを作り、聞き比べることなど使用用途は様々です。また、この教室は、他の教室(実習室)も同じですが、授業以外、放課後なども学生が自由に使用することができます。授業内で理解できなかったり、実習時間が足りなかったりした時は、学生が利用しているのをよく見ます。
在校生の人には、お馴染みの教室ですが、高校生、既卒者、親御さんなど、学校に来たことのない人は、オープンキャンパス+体験入学、施設見学など実施していますので、是非参加して実際にご確認ください。お待ちしています。
(ど)
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