ミュージックアーティスト科(音楽・ミュージック 専門学校)

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【八王子】ヴォーカルチャレンジ(1日目)

2010年09月21日 【八王子】ヴォーカルチャレンジ(1日目)

八王子キャンパスでは、毎年この時期に『ヴォーカルチャレンジ』というのを実施しています。
これは、ミュージックアーティスト科のヴォーカリストコースが出演者、コンサート・イベント科がスタッフ(音響・照明・舞台・制作)として、キャンパス内にある片柳記念ホール使ってコンサート形式で行う実習です。
一見、普通のことですが……ポイントは“どちらも1年生”だという事です。
出演者は大きなホールでソロで歌うのは初めてですし、スタッフは大きなホールを1年生だけで運営しなくてはなりません。入学して半年がたち、少しずつ基礎がわかったところで、お互い“チャレンジ”だということです!

20100921aこれが片柳記念ホール。約600人近くが収容できる大きなホールです。
舞監さん(舞台監督)から全体の流れなどの指示を聞き、出演者、スタッフとも自分のやるべきことを確認しています。


20100921bこちらは音響(PA)さんのブースです。歌い手さんが歌いやすいように……お客様が聴きやすいように……オケとヴォーカルのバランス、リバーヴのかかり具合などを、一人ひとり(1曲ずつ)調整していきます。そして、それを本番でも再現します。あ、基本的なことではありますが、音源となるCDには何曲もオケが入っていますので、出す曲を間違えないように!というのも重要なことです。

20100921cこちらは照明さんのブースです。真ん中に見える調整卓を操作して、どこにある照明をどのくらいの明るさで点灯させるのか?を調整します。
……って、照明担当の田村先生が調整卓を持ち上げて何やら下を覗き込んでいますが……大丈夫でしょうか??

20100921dステージ上では、スタッフが実際に歌い手さんのところに行き、一緒に音を聴いています。
フットモニター(足元にあるスピーカー)から出る音を聴きながら、オケ(CD)の音をもっと上げて〜下げて、ヴォーカルマイクの音を上げて〜下げて……とミキシングエンジニアにジェスチャーで指示を出していきます。

20100921e舞台袖では、カゲアナ(見えないところでしゃべる人……館内放送みないな感じ(笑))がスタンバイ。お客様への諸注意やアーティストの紹介などを行います。今回は、ヴォーカリストコースの2年生にお願いしました。ちょうど1年前、同じ実習を体験したのですが……やはり、1年間の進歩は大きく、スタッフとのコミュニケーション(挨拶、指示など)の取り方が断然うまいです!

といったリハーサルを経て、このあと本番へと続いていきます。

やはり“初めて”の事ということもあってお互い非常にぎこちなく、とても合格点とは言えない感じです。ここでうまく行かなかった事を反省し、直していくことによって、より大きなイベントでも失敗をしなくなっていくのだと思います。

『意見を聞く素直な心』『先輩からの技術を盗む積極性』など、何事も日々の積み重ねが大事なのです!

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