国際的ベーシスト マーカス・ミラーさん来校!!!
2013年09月01日 国際的ベーシスト マーカス・ミラーさん来校!!!

世界的に有名なベーシスト、マーカス・ミラーさんによる、
BASSワークショップが開催されました!
この感動をどう表現したらよいでしょうか・・
とにかくすごかった

マーカスの超絶技巧とグルーヴを至近距離の間近で見れるとあって、
多くの在校生・高校生がレコーディングスタジオに集まりました。
気難しい方かと思いきや・・本当に気さくに、分かりやすい英語で
自らの音楽遍歴や、演奏で大切なことを教えてくださいました。
12歳でベースを始め、皆さんと同じ歳の頃はレコードを聴きながら
何度も何度も、一日中練習をしてBASSの技を磨いていたとのこと。
マイルス・デイビスのバンドに抜擢されたときのお話も興味津々。
急にオーディションの話が舞い込んだそうで、
「今から2時間で来てBASSを弾いてくれる?」との問いかけに、迷わず
「YES!」と

タクシーのなかなかつかまらないニューヨークの街を「歩いて」スタジオに到着。
そのあとすぐレコーディングが始まって(!)心配してる暇なんてなかったとか。
こういう話の端々から、生のミュージシャンの息吹を感じますよね。
今回はピアノ・ドラムスのメンバーを伴っての演奏でした。
驚いたのは、そのどちらも20代という若さ!!
「『言葉』なんかよりもインスピレーションを大切にしようよ!」
突然始まったインプロビゼーション(即興演奏)で音で会話する楽しさを教えてくれます。
若い世代に演奏やメッセージで自身の経験をどんどん伝えていきたい、という
とてもピュアな心を持った、素敵なアーティストでした。
これはファンになってしまうのも分かります

こんな風に日本工学院では海外アーティストのセミナーを展開しています。
参加すれば、プレイヤー心に火をつけてくれること間違いなしですよ

<マーカス・ミラー>
世界中にファンがいる、20世紀末〜21世紀を代表するベーシスト。
ベーシストとしてのマーカスは77年製のフェンダー・ジャズベースをトレードマークとして、スラップ、タッピング、独特のネック寄りのフィンガー弾きなどの奏法を駆使して、表現力豊かな深みのある音でそれを鳴らし、JAZZ,R&B,FUNKなどあらゆる音楽ジャンルの習得・理解をバックボーンとしたベースラインやグルーヴを伴った演奏が最大の魅力である。特にスラップ奏法の独特なサウンドは、他のベーシストに大きな影響を与えた。
一方プロデューサー、作曲・編曲家としても非凡な才能を見せ、デイビット・サンボーン、ルーサー・ヴァンドロスらのアルバム制作に長年携わり、ヒット作を生み出している。映画音楽、CMなども多数手がける。
2001年第44回グラミー賞「最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞」を受賞。
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